■ 施工にあたって:

真壁表しの家という事で、出来るだけ構造体を傷めないようように考慮し
配線や配管を施工しました。

■プランにあたって:奥野浩徳 設計工房

家族が共に暮らす中で「お互いにとって最も快適な距離感」を熟考されたプランニングです。
構造や下地材は吉野材を使用し、内壁、天井、収納内部に至るまで漆喰で仕上げています。
軒を長く出す事により、夏は室内への直射を防ぎ、
冬は室内にたっぷり日差しを取り入れる事が出来るように工夫しています。
子供が遊んだり、お客様を招いたり、活発に活動するLDKを平屋で南側に、
ゆっくりとした時間を過ごしたり、くつろいだりする
書斎、寝室、客間、水回りを、2階建てで北側に計画されました。
北側がとがった逆ホームベース状の敷地に合わせ
平屋と2階建の2つの建物が、45度角度を振って肩を寄せ合うように建っています。
キッチンに立つと中庭越しに、寝室や書斎、客間の明かりが見えるようになっています。
LDKでにぎやかに過ごす時と、それぞれが好きな空間でくつろぐ時、
どちらのシーンでも心地よい距離感を保ちながら、
どこかに家族の気配が感じられる、そんなやさしい住まいです。
薪ストーブの炎のゆらめきが、安らぎを与えてくれます。

  1. 吉野材と漆喰をふんだんに使った室内。
  2. 夏の直射日光を防ぐ深い軒。
  3. みんなとの時間、一人の時間、どちらも大切にできる距離感をとった間取り。
  4. 中庭を囲んだ平屋と2階建の住まい。

 

DATA

竣工:2013年3月
構造・規模/平屋・木造2階建
場所:奈良県奈良市
敷地面積/313m²
延床面積/120m²
設計/奥野浩徳 設計工房

2014.12.20|WORKS