moriyamaA邸

■ 施工にあたって:

同じ土地に新築で建て直すにあたって「寒さの改善・空気環境の改善」が大きなテーマで
断熱の施工には細心の注意を払いました。

以前の住まいは築35年程の家でした。
その当時の家にしか無い素材を活かしたいという施主様のご意向で、
旧寝室にあった木レンガを、新しい住まいの玄関に再利用するといった
ユニークな仕様もありました。
施主様は特に色に対する思い入れをお持ちで、
子ども部屋の壁の色や、外壁の掻き落とし仕上などについては
微妙な色違いの見本を作りながら施主様と設計士に確認を重ねて仕上げました。

設計士の意向を形にするために、至る所の線の美しさ、特に曲線の仕上がりには
こだわりを持って大工職人が実現しました。

 

■プランにあたって:一級建築士事務所 Architectural Design 家吉/若山勉

敷地は築35年程の住宅が立ち並ぶ古い分譲地にあります。
南面のみ開かれたコンパクトな場所であるため、
限られた採光面から最大限に光を取り込みつつも
プライベートを確保することが課題でした。
テラスを中庭のように囲うことで、外部からの視線を遮りました。
室内はシームレスに展開することで、
コンパクトでありながらも広く感じさせる効果を与えています。
直線や曲線、特徴のある素材や色を動線の要所に配置することで
各空間を繋いでいます。

内装材には落ち着きのあるチークをメインに採用しました。
時間が経つとさらに深みを増す空間となります。
構造材には吉野材を採用。国産材仕様の長期優良住宅であるとともに
外皮の熱貫流率計算を行い、2020年の省エネ基準をクリアした
次世代のスタンダードな住まいを目指しています。

 

 

DATA

竣工:2014年8月
構造・規模/木造2階建
場所:滋賀県守山市
敷地面積/140m²
延床面積/110.991m²
設計/一級建築士事務所 Architectural Design 家吉