■施工にあたって:

京町家の改修工事。
長年手付かずであったその家は、柱・梁ともにいつ崩れてもおかしくない状態でした。
ですが「歴史ある立派な柱や梁を残した家にしたい!」との
施主様の強いご希望があり、補修・補強をして残すことになりました。
外観は既存の家を忠実に再現し、景観を乱さない仕上がりに。
木はすべて杉の赤身でそろえ、深い色合いに仕上げました。
屋根にもこだわりがあり、トップライトにガラスの瓦を使用しています。
16坪のコンパクトなお住まいに柔らかな太陽の光が家全体に広がります。
…Breathtaking beautiful house.

DATA

竣工:2017年11月
構造・規模/木造在来工法
主要用途/専用住宅
場所:京都市左京区
敷地面積/52.8m²
設計・監理/atelier Luke

2018.07.23|WORKS